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リアルとオンラインコミュニケーションの決定的な違いと対処

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急遽導入したリモートワークを続行して、定着させていきたい企業は多くある。 企業としてのリモートワーク導入・定着には、オンライン会議は必須となるのは誰もが感じていることだろう。 しかしリモートワークに移行したメンバーを抱える部門やチームのマネージャやリーダーには、オンラインコミュニケーションに何かしらの違和感を覚え、それを打破できずにいる人も数多い。 「リアルではすんなりと伝わる話が、オンラインでは伝わらなかった。」 「なぜ伝わらないのかなぁ?いつもと変わらない話し方をしているのに・・・」 とマネージャ達は言う。 リアルではすんなり伝わっていたレベルの話であっても、オンラインではしっかりと伝わっていなかった、ということが繰り返し起き、行き違いを残したままのカタチだけのオンライン会議になってしまったとよく聞く。 リアルとオンラインコミュニケーションの「違い」に気づかぬまま、移行しっぱなしでなんとかなるものでもないことを理解しておきたいところだ。 チームメンバー側にしてみると、リモートワークに移行したことで業務に集中でき、その仕事の進捗が格段に上がったという人も多いようだ。 しかし、オンライン会議の場面となると、どうも勝手が違う、違和感を覚えるという声もあり、微妙な行き違いが起きているという。 微妙な行き違いは、時間の経過とともに大きな問題となりかねないので、誰もが避けたいところだろう。 特にオンラインで営業をしている人達は、顧客とは常にオンライン会議をしている感覚なので、尚更だと聴く。行き違いを避けたいどころか無くしたい。 「正面で向き合う状態は同じなんですけど・・・何かが違うんですよ。」 多くの企業の営業活動は、人が移動し、人が集まり、人と人が関わることで、人と人、企業と企業との関係を密接に作ってきたことを思うと、違和感やもどかしさを感じるのは当然だろう。 そしてオンライン研修をしている講師達も同じように、リアルでは伝わっていたものが、伝わりきらず、もどかしさを感じる場面も多々あるという。 ※ウエビナーの参加度を高める方法は、こちらにまとめた。 これらの違和感やもどかしさは、リアルとオンラインコミュニケーションの取り方の「違い」にある。 ➽➽リアルとオンラインコミュニケーションの違いは何か? 何が違うのか? その違い...

事業再開の対外コミュニケーション

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5/14に一部緊急事態宣言解除がなされ、各地で事業の再開に向けて動きがではじめている。 実際には、 自粛要請と緩和の繰り返しがしばらく続く と思われるが、それでも 一刻も早く回復していこう という動きを止める理由はどこにもないだろう。 緊急事態宣言中も粛々細々と事業を続けてきた企業も、これから本格的な再開に向けて動き出す企業も、社会に根ざしていることが前提であるならば、 しっかりと対外コミュニケーションを しておくことは必要だろう。 ➽➽顧客体験を大切にするコミュニケーション 再開に向けての対外コミュニケーションの内容は、顧客と社員の健康と安全を守るための対応方法の案内そのものだ。 特に サービス業や対面型販売スタイルのビジネスにおいては、顧客体験がともなう ので、再開にあたっては重要なコミュニケーション要素となる。 そして取組内容に変更があれば、随時更新し、リリースしていくことになる。 ➽掲載場所に注意する 情報をどこに表示させているかで、その 企業の姿勢が判断されるご時勢 でもあるので、探さなければならないようなところに置くことは避けたい。 少なくとも、ホームページのトップの目立つところに掲載する、もしくはリンクを貼る。 重要なことはアピールしたい商品やサービスよりも「目立つところ」に掲載することだ。 またFacebookやTwitterなどのSNSでのお知らせ、SlackやWhat's Appなどのメッセンジャーなどによるお知らせもしておく。 これは個別にメッセージを作成するというよりも、ホームページへのリンクでも十分だろう。 そして 意外に忘れがちなメール 。 特に重要な顧客や取引先に対してはしっかりと伝えるようにしておくことだ。 顧客だけに知らしておけば良いということではなく、会社に訪問してくる方々にもしっかりと伝えておく。 ここは見落としがちなので、注意したい。 事前のコミュニケーションでは以上に示したところだろう。 ➽営業中のコミュニケーション手段 後は、対人営業というより、店舗の入口などに、営業中のコミュニケーション手段として、最初に顧客の目につくところに、わかりやすく示しておくことだ。 最近、以下のような店舗を見かけた。 「手指をアルコール消毒された上でご入店く...

「新たな日常」に向けて準備を始める

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➽➽アフター・コロナ、ウィズ・コロナ  2020年5月4日、緊急事態宣言の期間は延長され5月31日までとなりました。 そして 「新たな日常」 という言葉が出てきました。 F.コトラー教授の 「ニュー・ノーマル=新常態 」の意訳でしょう。 加えて 「 新しい生活様式」というものも具体例 とともに示されました。 大切なことは 具体例に示されていることだけをやればOKということではなく、 「新しい生活様式」を模索していくこと でしょう。 あまり嬉しい表現ではありませんが、私は「with Corona - コロナと共生していく」と解釈しています。つまり元の状態に戻ることはないと捉えています。 ➽ 企業活動においてはどうか? F.コトラー教授はニューノーマルに向かう3つの選択肢を示しました。 今後を考えたとき、経営者には3つの選択肢があるだろう。 1つ⽬はそれまでやってきたことを継続するという⽅法だ。 2つ⽬は新しい戦略に移⾏することが考えられる。 3つ⽬は経営することをあきらめ、会社を売却したり、場合によっては破産したりすることだ。---F.コトラー「NEW NORMAL」 ニューノーマル、新たな日常のなかで、どのように舵取りをしていくかを考えると、 選択肢は2だけ でしょう。 1つ目は、状況が変わっても何も変えないということで、これはもう通用しないことは誰もが理解していることです。それでもやり続けるには、相当な体力が必要となるでしょう。 3つ目は最後の最後の手段でしかなく、およそ戦略的ではないのは誰の目にも避けたいことというのは明らかでしょう。 では、ニューノーマルに向けて、どのように進めていくことになるのか? ➽ニューノーマルに向けてのステップ ニューノーマルに向けてのステップとしては、以下の4つを観察・把握し、整理し、定義していくことが必要だと考えています。 ①NEW Situation(新たな状況) ※まさに現在我々が置かれている状況です。  今、どんな状況に置かれているのか?  今後、どんな状況になっていくのか? ②NEW Changes(新たな変更・変化)    何を何にどのように変えたのか?   何を何にどのように変えていくのか? ③NEW Re...